第100回再興日本美術院展 (北九州展)

|
先週の金曜部から第100回再興日本美術院展示、北九州展示がはじまりました。
北九州で講評会や作品などを勉強して美術館からの帰り道、橋を渡ろうとしていたら、一本の見事な桜を見つけました。立て札によると、森鴎外を記念した「白雪」という種類の桜が満開でした。ちょうど紫川のそば、川原には遠くに猫が見えました。
福岡市内では春一番が吹き荒れ、もう桜は散ってしまいましたが、こんなところにあったなんて、スケッチブックを持参しておいて良かった。
目付きの割には可愛らしい野良猫に見守られながら描き続け、気づけば夕暮れ、そして懐かれていました。
「川の向かい側にはね、緑の桜が咲くのよ。」
猫は堪らないくらい愛しい声で鳴くもので、立ち止まったご夫婦が私に桜地図を教えてくれました。
ミャアミャア
「まあ、可愛い猫ね、返事をしてくれるなんて。それにくらべてうちの旦那はちっとも何にもいわないんだから、返事もしてくれない猫ね」
ご夫婦が立ち去られてから、存分に笑いました。
「ミャウミャウ」
それにしても、海外からのお客様も沢山通っていました。国籍に関わらず通りかかる人に猫は可愛がられ、バイリンガルだなぁと感じました。
種類は違えど、桜もまたおなじこと。 立て札が読めなくても、春の喜びが十分心に伝わります。
御観覧頂きましたどなた様かにとっての私の作品もまたそうであれば嬉しく思います。
再興第百回日本美術院展示は来月GW明けまで北九州市立美術館分館リバーウォークにて開催中です。詳しくは公式HPをご覧下さい。


写真はリバーウォークと白雪桜そして紫川と猫。
展示中の松尾先生の作品、牡丹の傍らに描かれていた猫によく似ていました。

20160403.png

このブログ記事について

このページは、立木美江が2016年4月14日 14:16に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「生徒さんの作品紹介3」です。

次のブログ記事は「山種美術館 日本画アワード 2016」に入選いたしました」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。