2017年1月アーカイブ

京都より7

|
白い梅の花言葉は「気品」、西欧では、「約束を守る」
別名は、春告草、木の花、初名草(ハツナグサ)、香散見草(カザミグサ)などだそうです。
梅の香りに誘われるように、蔵丘洞画廊の通りに面した梅花の絵にに近づいて確かめている女性をみかけました。
拡大図は、対の作品です。「梅の花」と「流水」をテーマにして、並べると一つながりの絵になります。
二枚で一枚ともいえますし、それぞれが独立した一枚とも言えます。
福岡と言えば大宰府の道真公です。県民的には、御参道にある「梅が枝餅」を真っ先に思い浮かべてしまいます。

20170120.jpg 20170121.jpg

京都より6

|
今日は、とっておきのディープな京都に行きました。
あまりにも素晴らしく、作品のヒントが満載で、ヒミツのネタ帳にこっそりしまっておきます。
「椿」は、100個以上様々な名所で色々な種類をスケッチしたのに、格好が良すぎて、結局庭の不恰好な椿が一番私に合うように思いました。
椿を探す小旅行の行く先は「足元の幸せ」でした。
白い椿の花言葉は、「素晴らしい魅力」「至上の美」そして「誇り」
今晩見た、京都の暗闇、古い建物の裏の小さな湖面の雰囲気に似て、
人知れず、静かに時が流れている。
ひっそりと庭の片隅で白い花が誰にも気が付かれず、
いつの間にか咲いていて、崩れかけ、蝕まれていく。
私にとっての白い椿はこんな花です。
スポットライトを浴びなくとも輝ける花はある。
人も同じこと。 
それに他人が気が付くかどうかは、些細な問題。
自分らしくある花は素敵に見える。
そう教えてくれる人に会いました。
 
20170120-2.jpg
 
20170120-1.jpg
2017年 月刊美術1月号にご掲載いただきました。
以下、公式HPより関連する文章を転載します。
 
今回の作品展に出品中の作品がカラーで掲載されています。
蔵丘洞画廊様よりご紹介いただきました。
 
月刊美術
2017年1月号 超魅力的な作家が勢揃い!
2016年12月16日 ・ by 月刊美術 ・ in 月刊美術ラインナップ
《巻頭特集》
「イチオシ作家2017 今年注目の60人」
■巻頭カラー
・画廊イチオシ作家
日本画の新人と精鋭たち

詳細はHP(http://www.gekkanbijutsu.co.jp/)へ
 
 

京都より5

|
私は、窓の外を眺めてまた雪が降ってきた、寒そうだなぁ...と、大雪の一日、ただただ眺めていました。
雪の中、除草をしたり、荷物を届けたり、郵便を配達したり。察するにいつもより大変な思いで本日はお仕事をなさっているだろうとお見受けしました。
そんな最中、夕暮れに吹雪の中いらっしゃったお客様によると、今日は金閣寺が雪に覆われた姿、博多から京都、初めての珍道中。40年ぶりに親友と再会、女子マラソンに遭遇。などなど、寒さにも勝る深く感動した思い出に残る一日だったと、笑顔の花を咲かせていらっしゃいました。
ふいに訪れた雪花は誰にとっても、とても印象深く、個々の人の営み違いを浮き立たせるものでした。
とあるお客様が「一番思い入れのある作品は?」とお訊ねしていただきました。
ある人が教えてくださったことを、思い出して、なるべく短く補足をします。
大雪の日、ただただ大変に一日が過ぎたというだけの人、一生の思い出が残ったという人。
それぞれの気持ちが違うように、私はつい、自分の基準で「思い入れのある作品」についてお話しましたが、ただ作画の際に苦労をして迷ったというひとつの基準でお話しを致しましたが、それは違うのではないか、余計なことを言ってしまったと、あれからどうにも気がかりでした。
描くことは、あくまで手で苗を植えることです。絵を見てこれこそは、、と思えば、それがその人それぞれにとっての一番なのだと思います。私自身が無名や有名、苦労したこと、迷わなかったこと、そんなことは無関係なことです。
つまり、自分が食べて美味しいと思える米ならそれが一番よいのと一緒です。人生に正解が無いように、絵は好みですから、自分が一番好ましいと思ったものが全てだと私は思います。その感性は作家風情が邪魔してよいものではありません。どうぞ自信をもって御自信のお心を大切になさってください。
絵は「糸」に「会う」です。心のままに描き、雪の日に素敵な出会いをさせていただき、ようやく私が描いただけのものが、「絵」になるのだと、私は思います。
ヤマモモの一枝の親切なご縁に感謝をこめて。
(この絵は「苦労」より、好きに描く「喜び」が沢山あったように思います。「思い入れ」の基準はそれぞれの絵や描き手、鑑賞する人によって違うので、本来は比較できないもかもしれませんね、言葉足らずですみませんでした。)
結局長くてごめんなさい、、写真は「白雪」という桜です。桜を別れと捕らえるか、出会いと感じるか、人それぞれ答えを持っていると思います。

20170114-3.jpg 20170114-4.jpg

京都より4

|
個展で展示中の「早乙女花」という作品の紹介です。夜明け方、朝露のような、真珠のような草花の自然な輝きを描きました。
強烈な匂いから屁糞葛(ヘクソカズラ)、花の様子から、灸花(ヤイトバナ)とも言われています。
 
花言葉は「誤解を解きたい。」
 
悪臭が鮮烈な印象の草花ですが、実を潰した汁にひびやあかぎれ、他にも美肌効果、腎臓病、根に至るまでさまざまな薬効が期待されています。美しい様子から、茶花としても多用されます。
 
「かはらふぢに 延ひおほとれる 屎葛 
             絶ゆることなく 宮仕へせむ」
                     万葉集 高宮王
現代社会と万葉の時代。時を経てもなんだか通じるものがあります、、沁みるなぁ、、、「陽はまた昇る」と祈りつつ
 
 20170114-1.jpg

20170114-2.jpg

京都より3

|
申し訳ございません、私の携帯がSNSが出来ず、メッセージの返信を書きたいのですが、展示から帰ってコインランドリーに行って、pcの前に座ると、深夜過ぎる時間になってしまいました。どなたもお休みのご様子、「ぴローン♪」とスマホが鳴っては大変です。明日の朝改めてご連絡します。
あだ名は「凶器」もしくは「漬物石」どちらの用途も試したことがありませんが、中身は一応普通の卒論です。
今日、画廊のお客様に「琳派の様式美について学んでどう創作に生かしますか?」と訊ねていただきました。
私はこんな形になってしまいましたが、琳派への憧れは、日本画を描いて京都に焦がれると、私に限らず多くの作家は一度は通る道なのかもしれません。
好きだからといって、似合わない服装があるように、自分に合うものを見つけなければいけないと思いました。
そして、様式を作るほどの研鑽もなく、経験も信念も無く、デザイン性の高さというものが加味されるのであれば、デザインの知識も無い。
私には到底不可能で、潔く諦め、私の出来ることを背伸びせずに、やろうと今回の個展で深く感じました。
それを理解するのにこの量が必要なあたり、非効率でやっぱり私は愚かな人間だと思います。

20170111.jpg 20170110.jpg

京都より2

|
201701-001.jpg

21日まで、京都・蔵丘洞画廊での個展の作品の紹介です。
「夏宵」夜の帳が下りる頃の紫陽花です。春夏秋冬の紫陽花の連作の1つです。紫陽花は、一般には「移り気」ですが、花の形や色で、花言葉が違います。青い紫陽花は「辛抱強い愛情」、ピンクは「元気な女性」、白は「寛容」、そして額紫陽花は「謙虚」です。

201701-002.jpg

制作中の作品を並べた様子。比べてみるとモチーフは質素ですが、彼らの持つ雰囲気や空気は色とりどりかもしれません。

201701-003.jpg

京都は良く知られている観光名所ばかりでなく、昼食中にちょっとだけ町を歩いてみるだけでも様々なところに沢山の歴史を感じます。
蔵丘洞画廊の近く、寺町商店街の一角に、地獄から救いだしてくれるというお地蔵様が「矢田寺」にいらっしゃいました。絵には、お地蔵様の足元に業火や、地獄の釜に手を差し伸べて救い出す様子が描かれていて、ちょっとお地蔵様を見る目が変わりました。お盆には来訪者が多いそうですが...私は身に覚えがあるので、ろうそくとお線香をお供えさせてもらいました。


京都より

|
遠方の気の良い友へ個展の作品の紹介です。
福岡県・護国神社の花みくじで水仙を引きました、花言葉は「うぬぼれ」
とあり、驕ることなかれ、他をよくすべしと在りました。星型の花で春の一番星を描きました、自戒のためにも大事に描いていきたいなと思います。
山百々(ヤマモモ)は、ご近所に立派なヤマモモの木があり、赤や橙色の木の実が夕焼け色の太陽みたいで好きでした。花言葉は「ただ一人を愛する」。夕日が似合うあたり、裕次郎さんみたいだと思いロマンを感じました。

「あれを目印にただ歩くんです」
好き勝手に歩いても、京都タワーを目印にすればホテルにたどり着けると、画廊のスタッフ様に、教えてもらいました。雨の中一時間ほど独り歩いて帰りましたが、おかげで一度も迷うことがありませんでした。

15871464_1079362012186256_3734349731652423452_n.jpg 15873549_1079360688853055_3096717875816632150_n.jpg

15894700_1079361702186287_2548891091447555595_n.jpg

このアーカイブについて

このページには、2017年1月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2016年12月です。

次のアーカイブは2017年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。