「アートフェアアジア福岡2017」「はじめてかもしれない展」のお礼

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アートフェアアジア福岡2017、はじめてかもしれない展、終了しました。御来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。

展示会場で、不思議と初めての展示、初入選したときの院展の感覚を思い出しました。
会場を何週も何週もして、大先輩に記憶が吹っ飛ぶほど緊張しました。
(その節は、若輩者につき、社会経験が乏しく、失礼をいたしました)
「またここに、戻ってこれるのだろうか?」
「この眩しい方々とご一緒できる日は来るのだろうか?」
夢のようなひと時は、あっという間に過ぎ去って、夏の幻ではなかったかと。現実なのに過去の幸せなことが幻想に思えてしまいます。

物思いに耽っては、
「もう一度この場所に戻ってきたい、皆様にお目にかかれるような自分でありたい」とも思うのです。
ある方に「爪の先に火を灯す」という言葉の重みを学びました。
骨を削って作家を支えてくださる方々にふさわしい言葉を私が持ち合わせず、ただ、感謝としか言葉では表現できません。
石鍋博子様をはじめ、ワンピース倶楽部の方々、居合わせた作家さんや御作品に、3日間、沢山の美術の方向性や価値を教えて頂き、視野を広げることができました、誠にありがとうございました。

学生の時分には、ブレーカーを振り切って、朝までむせび泣きながら、友人や恩人が素晴らしい存在かを夜明けまで語り聞かせるというはた迷惑な御礼をしていましたが、
ここはもうよい歳ですから、画家らしい方法で絵描きとして、深化をするということでしか恩返しを表せないと思いをあらたにしました。

展示の折には、御推薦してくださった方々の御期待に応えられていない自分を情けなく思います。そして、責任と決心が筆先を磨いでゆくようにも思います。
華やかに花開くはほんのすこし、明日からは石崎登様、なかお画廊様から新しく頂いた「こぼれ種」を枯らさぬよう怠らずに育てる時期です。

恩返しできるように、博多に戻って引きこもり生活をこつこつと謙虚に懸命に重ねてゆきます。
 
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このページは、立木美江が2017年9月14日 11:11に書いたブログ記事です。

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