熊本・なかお画廊での個展オープニングパーティの御礼

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この度は豪雨災害にみまわれた皆様にお悔やみを申し上げます。
熊本での個展のオープニングの様子です。7月7日、七夕に節句祝いをしました。七夕は江戸時代の浮世絵などを拝見すると、笹を売り歩いたり、市中には各家屋毎に笹を立てかけ、現代でいうクリスマスの様子です。
日本画はその昔、掛け軸や生け花など茶の湯文化の中で育まれ、節句絵などで季節に親しみ客人をおもてなしするために制作された一面があります。地元の美酒と美味しい料理で絵画のある空間・趣味を同じくする仲間との交流に皆様お喜び頂きました。

実は熊本地震後、倒壊した酒蔵の写真がmessengerで人道支援団体・ジャパンプラットフォームの石崎登様より頂き、作家として何が出来るだろうか模索していました。
私自身は描くこと位しか出来ず、ひとえにお料理から作品展示まで一切を取り仕切って頂いたなかお画廊・中尾佳子様をはじめ浜島玲惠様、石崎様、そして瑞鷹・吉村謙太郎様が一つのながりになってチャリティーを兼ねたオープニングを行う事が出来ました。改めましてご尽力に感謝申し上げます。

九州は絵画と地酒は全国的には油絵と焼酎が知られていますが、現在の日本画壇の石鎚を作った熊本市出身堅山南風先生、美味しい水が育む世界的な日本酒など、熊本の自然と文化の豊かさを再認識しました。
何より、絵のお好きな方々は人もお好きで初めてのことに関わらず、楽しんで喜んでご寄付に協力していただき、私の下手な話にも熱心に聞き入って下さいました。ご参加していただいた皆様に感謝を重ねるばかりです。

熊本装飾古墳の着色で使用されている絵の具は実は日本画で今現在使われている絵の具です。
小学校で初めて習うのは水彩画そして写実的なデッサンの方法ですが、日本画の色彩感覚や写生法などは実は知らないうちに身についている事などをお話させていただきました。九州在住の日本画家は数少ないですが、少しでも郷土の伝統文化を身近に感じて頂く機会をお手伝い出来て幸せです。

私の展示は16日海の日までですが、なかお画廊様を通じて地元の作家さんと地元の企業が接点をもち、アートシーンや豊かな文化を地元の皆様が享受していただければ嬉しいです。

絵は「糸」に「会う」と書きます。アートとの出会いがどなたかの心の支えになりますように。
アートとの出会いが、絵画と人、人と人をつなぎ心の豊さに繋がれば幸いです。

私に出来る事はほんのささいなことですが、今後とも皆様に日本画に親しんで頂き、アートが社会貢献出来る可能性を考えてゆきたいと思います。

展示の詳細はこちら

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このブログ記事について

このページは、立木美江が2018年7月11日 23:53に書いたブログ記事です。

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