Yoshie Tachiki - Blog



日常の最近のブログ記事

『山桜』四分咲き

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『前夜、雑草図鑑とコーヒーと。』
明日の夜7時に緊急会見があるとか。
福岡もまた、緊急事態宣言に含まれています。

その前日、もしもに備えて実家から道具を引き上げ、
復古堂と絵画教室の生徒に連絡、山本文房堂で不足分の画材を揃え、
花屋で最新のトレンドのモチーフを確かめ、最低限の備蓄をし、
相棒と最後の1日に備えて出来ることを確かめ、と、
昨日までの巣ごもりと一転、とかく慌ただしい日でした。

前夜。これまでの当たり前の日常がひどく懐かしく、尊く感じて。

これからどう限られた自由を愉しもうか考えた時に、
日頃好きな六本松のスターバックスでコーヒーをテイクアウトしつつ
TSUTAYAで何冊かの必読本と雑草図鑑を買いました。

これでスーパーの行き帰りに見る足下の小さな花を『お花見』出来ると思えば、
ご近所の雑草にもこれからも想いを託せると考えました。

今年は名所でお花見は出来ませんが、
恩人や友人が桜の写真を贈ってくれました。

花景色に魅入るにつけ、私も何か恩返しをしたいと、
『何か』が起きても自分には『誰か』出来ることがあることを確かめ、
時間だけはあるので、それを実行していこうと思います。

『山桜』は四分咲き。
糊付けをして糊の付いた部分を覆い、
湯引きで画面を太鼓のような状態に整え、
にじみ止めをして、背景を着彩しました。

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それにしても髪を切ってマスクした私は他人に見えたのか。
実家の犬が全く不思議な顔をして他人行儀で。

『前夜』は準備に追われ、大切な人とささやかな日常を味わいました。

明日は静かに隠遁生活。穏やかな気持ちで現実を受け止めたいです。

『山桜』三分咲き

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今日は福岡県の外出自粛要請で家で過ごしました。

あるお医者様が呼びかけていらっしゃったので『感染列島』を見ました。
衝撃的な内容で、映画の中で起きている事が現実に迫る中、
それに立ち向かう医療従事者の使命感に感謝を重ねるばかりです。

ほんのささやかな事ですが自分に出来ることを少しずつ行動しています。

平常、小下図の次は大下図ですが、実際の作品をある程度進めて検討します。
私の場合、大下図の余白の割合が実物でみる方が分かり易いからと言うのもあります。
今回は掛け軸に仕上げるので保存性を考え、絵絹で描きます。

以下私の制作法で正攻法とは限りませんので参考までに

バラバラの木枠を直角になるまで微調整しつつ整えます。
木の灰汁が絵絹に当たる可能性を少しでも下げるために
半日かけて灰汁抜きをして、乾いた後に歪んだ木枠をもう一度整えます。

それから絵絹の内側を木枠の表面に押しピンで上下左右対称になるように貼り付けます。
左右を均等に引いて角に歪みが残りやすいのを気をつけます。

今日はここまで。山桜は三分咲きです。

この花が満開になるころに
誰かのために花を咲かせたい

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『山桜』二分咲き

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悲しいニュースばかり、私も本物のお花見が出来ていません。
ニュースに肩を落とし、自粛で疲れもお有りかもしれません。
せめてお花見をお控え中のどなたかにとって
ちょっとした愉しみや癒やしになりますように。

二分咲きです。お客様と冬に検討、第二回目です。
前回はモチーフ選びでした。
今回は色彩を選んで貰います。
提案した中から協議の上、左の図に決定しました。

出たばかりの赤色の新芽の葉っぱの色は紅葉とも違って
冬を耐えてきたように深みがあって、
新芽の艶やかさがあって、
それでいて柔らかくて、、塩漬けにすると美味しい。

お花見は出来なくとも桜もちで春を味わえそうです。

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『山桜』一分咲き

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心配ばかりが募ります。
今年お花見をお控えなさっている皆様に
恥ずかしながら『山桜』を開花させたいと思います。

春の花を私のスケッチからお客様に選んでもらい、花がほころび始めました。

小下図を比べてどんな品種のお花を咲かせるかお客様と昨夏に打ち合わせしました。

只今一分咲きです!
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パレットギャラリー展示の御礼

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麻布十番パレットギャラリーに足をお運び頂いた皆様、誠にありがとうございました!
久々の展示にもかかわらず、杉本さんと大島さん、御子柴さんを交えて
快気祝いを開いて下さいました。

先日、胃カメラを飲みましたが最近の胃カメラってスゴいんですね!
寝ている間に終わりました。
相変わらず全快とはいきませんが、一歩ずつ健康に近づいています。

今月末よく後輩や友人が展示をしていたギャラリーエンラセさんが画廊を閉廊する事になりました。
最後に、ギャラリーの壁面に自由に描いて良いとのことで即興で感謝の花束を贈呈させていただきました。
武内さん、田村さん、心温まる思い出を、ありがとうございました。
 
 
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福井 安紀さん100回目の個展をご紹介

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先日展示を見せていただき、ご講話もとても参考になりました。
手乗りスズメが実家の黒柴に似てご許可をいただいて、
なでさせてもらいました。
岩絵の具が、あんなに堅牢とは不思議です。
江戸時代の作品を調査した折に感じましたが、書物で残っているのはほんの少しで、口伝や失われた技法も数多くあると思いました。
実際の作品が残っていても、なかなか近づいたりましてや触ったりすることはできないので、経験に基づいた画材研究理論は説得力があり、快く、触感で確かめさせていただき、貴重な機会を得ました。
作家仲間に恵まれて、福岡に居ながらもたくさんのことを学ぶことができて、
嬉しかったです。まだまだ展示中で、どなたにもご教示いただけるそうです。
暖かなお人柄に、ほっこりやさしい味のおでんがなんだか食べたくなりました。


絵画教室展終了しました。

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約300名以上の御来場下さいました御一人御一人に感謝を申し上げます。
私がいくら誉めても、先生だから~となかなか信じて貰えません。
ご友人、通りすがりの方、沢山のご支援があってこそ、自信をもって伸び伸び描けると私は感じます。絵筆を通じて人へのを感じる事、有難うを伝える機械が出来て良かったです。
最後の教室生徒の紹介は扇さんです。和風とアジアン風、そしてワイングラスを描いたものは、背景にパステルと水彩と日本画材を使った切り箔という技術を自分なりに工夫して応用したものだそうです。
扇さんをはじめ私と出会ってから初めて筆をとった方々ばかりですが、あんまり皆さんがメキメキ上達なさるので、
『募集のチラシに大きく「初心者向け」といれないと、この教室は敷居が高すぎる?』
と幾度か注意されました(笑)悩ましく、嬉しくもあります。
初心者向けですよ!!

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