Yoshie Tachiki - Blog



2020年4月アーカイブ

『山桜』満開

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『サクラサク 制作&寄付編』

緊急事態宣言以降、様々な事に取り組んできましたが、 
ようやく様々な事に区切りが見えました。

皆様にとっても青い鳥が舞い込んでくるゴールデンウィークになればという願いを込めて、
様々なサクラが咲いたことをご報告します。

今日は先ずは画家の本分、制作&寄付編。

山桜は満開に。

金泥で細部を書き込んで絵絹の繊細さを生かします。
空間をたっぷり使って花びらを際だたせました。

今年はお花見が出来なかったという方も多いと思いますが、
描いたり、食べたり、想ったり。
楽しむ気持ちがあれば自宅でお花見気分にはなれるなぁと、
日常を彩る事の大切さが身に沁みました。

そして何よりも人の繋がりの大切さを実感しました。

色々あって、制作に手がつかないような事もありましたが、
作品が一つ完成した事は自分にとって大きな励みになりました。
ここまでお付き合い頂いた皆様、ありがとうございました。

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『山桜』九分咲き

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『かつて漬け物石言われた論文もしくは凶器とも言う。』

展覧会無くなり、スケッチに自由に行く事も叶わず、
絵画教室も全てお休み、引きこもって制作をするだけですが、
医療従事者を始めコロナ禍で多くの人が大変な思いをされている中で
本当に自分はこれで良いのかと思うにつけ、何かがしたいと思ったら、
全く画業とは関係ありませんが100店舗からご希望をお伺いし、書類申請を段取るにつけ
全く違う事でも熱意をもって誠実にやれば、下手でもどうにかなると思えるのも、
かつて論文で格闘した結果、やればできると思えるようになりました。

かつて漬け物石言われた論文、もしくは凶器とも言う論文。
中身はさておき、836ページの辞書みたいな重さの存在感あるモノ。

申請書類を清書するにつけ、本当に勉強していて良かった、
人の役に立てて良かったと、大学院に通わせてくれた親に感謝が募ります。

桜は9分咲き、裏彩色された花びらを桜色に表から彩色します。
満開までもう少し。

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『山桜』八分咲き

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『一友二酒三肴』
こんな事も有ろうかと、撮っておいたのは思い出でした。

今日はコロナへの対応は一段落、ひとまず通常画業に戻ります。

自他共にゆったりとした気分転換になれるように書き留めていたつもりが
嵐のような出来事に枯れ枝の葉のようになす統べなく、
ただほんの少し自分が成し得たことを
書付ておけば、いつか役に立たない限らないと思いました。

桜は8分咲き、裏彩色を終えたところです。
裏彩色が表に出ることはありませんが、
こうして書くこともまた、裏彩色です。

今はお休み中ですが、
いづれまた二人で春を味わいたいです。

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『山桜』七分咲き

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『代わりは、ない。変わり、あり。』
商店連合会事務局のコロナ対応におわれて2日が過ぎました。
飲食店中心に全業種に影響が出ています。かく言う私も描けない日が続いています。

刻一刻と状況が変わる中、六商連として、
全業種に向け地元の子供が好きなヒーローあしらった3密の掲示板を制作し、
各店舗の軒先に置いてもらいました。

山桜は7分咲き。裏から胡粉で着彩し、表面の彩色の発色を良くします。


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『山桜』六分咲き

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『別人になりきる1日』
今日こそはいつもの制作をする日本画家の立木さんのはずが
夜遅くまでコロナウイルス肺炎対策に追われる
六本松商店連合会の事務局の金石さんで終わりました。

これまで寄付などで間接的に様々な支援策を応援してきましたが、
今回、じかに支援をすることがこんなに困難で大変だったとはと思うにつけ、
他人への感謝が募ります。

山桜は6分咲き。骨描きまで。下絵を裏から貼り付けて、面相筆でなぞっています。

春を感じたくて、筍づくしをしてみました。実は料理も作るのです
(ピーラーで指を削り、出血大サービスをしながらですが、止血もどうにか出来ました!)

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『山桜』五分咲き

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『心に花がある限り』
今日の月はとりわけ美しかった。
やっと見上げた頃には天高く輝いていた。

今日は、誰1人もいない私だけ秘密の花園で
静かにスケッチを楽しみ、小春日和を味わう予定が、

気がつけば相棒の仕事を手伝い、
ご近所のコロナ肺炎で影響を受けてしまう方々を
様々な形でフォローさせていただき、
一筆も握る暇が無く、終わったら月夜でした。

画家ってもっとこう、世間知らずだと思っていたはずが、
こういう時に、人生を誰かのために描くことに
やりがいを感じ、誰かの役に立ちたいと強く願いました。

明日からは本来の画業に戻ります。
人生で早めの時期隠遁生活体験するのだと言い聞かせて、
悲観的になりすぎないように、和やかに過ごします。

山桜は5分咲き、実物大に当ててみて構図を最終確認しています。

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『山桜』四分咲き

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『前夜、雑草図鑑とコーヒーと。』
明日の夜7時に緊急会見があるとか。
福岡もまた、緊急事態宣言に含まれています。

その前日、もしもに備えて実家から道具を引き上げ、
復古堂と絵画教室の生徒に連絡、山本文房堂で不足分の画材を揃え、
花屋で最新のトレンドのモチーフを確かめ、最低限の備蓄をし、
相棒と最後の1日に備えて出来ることを確かめ、と、
昨日までの巣ごもりと一転、とかく慌ただしい日でした。

前夜。これまでの当たり前の日常がひどく懐かしく、尊く感じて。

これからどう限られた自由を愉しもうか考えた時に、
日頃好きな六本松のスターバックスでコーヒーをテイクアウトしつつ
TSUTAYAで何冊かの必読本と雑草図鑑を買いました。

これでスーパーの行き帰りに見る足下の小さな花を『お花見』出来ると思えば、
ご近所の雑草にもこれからも想いを託せると考えました。

今年は名所でお花見は出来ませんが、
恩人や友人が桜の写真を贈ってくれました。

花景色に魅入るにつけ、私も何か恩返しをしたいと、
『何か』が起きても自分には『誰か』出来ることがあることを確かめ、
時間だけはあるので、それを実行していこうと思います。

『山桜』は四分咲き。
糊付けをして糊の付いた部分を覆い、
湯引きで画面を太鼓のような状態に整え、
にじみ止めをして、背景を着彩しました。

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それにしても髪を切ってマスクした私は他人に見えたのか。
実家の犬が全く不思議な顔をして他人行儀で。

『前夜』は準備に追われ、大切な人とささやかな日常を味わいました。

明日は静かに隠遁生活。穏やかな気持ちで現実を受け止めたいです。

『山桜』三分咲き

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今日は福岡県の外出自粛要請で家で過ごしました。

あるお医者様が呼びかけていらっしゃったので『感染列島』を見ました。
衝撃的な内容で、映画の中で起きている事が現実に迫る中、
それに立ち向かう医療従事者の使命感に感謝を重ねるばかりです。

ほんのささやかな事ですが自分に出来ることを少しずつ行動しています。

平常、小下図の次は大下図ですが、実際の作品をある程度進めて検討します。
私の場合、大下図の余白の割合が実物でみる方が分かり易いからと言うのもあります。
今回は掛け軸に仕上げるので保存性を考え、絵絹で描きます。

以下私の制作法で正攻法とは限りませんので参考までに

バラバラの木枠を直角になるまで微調整しつつ整えます。
木の灰汁が絵絹に当たる可能性を少しでも下げるために
半日かけて灰汁抜きをして、乾いた後に歪んだ木枠をもう一度整えます。

それから絵絹の内側を木枠の表面に押しピンで上下左右対称になるように貼り付けます。
左右を均等に引いて角に歪みが残りやすいのを気をつけます。

今日はここまで。山桜は三分咲きです。

この花が満開になるころに
誰かのために花を咲かせたい

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『山桜』二分咲き

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悲しいニュースばかり、私も本物のお花見が出来ていません。
ニュースに肩を落とし、自粛で疲れもお有りかもしれません。
せめてお花見をお控え中のどなたかにとって
ちょっとした愉しみや癒やしになりますように。

二分咲きです。お客様と冬に検討、第二回目です。
前回はモチーフ選びでした。
今回は色彩を選んで貰います。
提案した中から協議の上、左の図に決定しました。

出たばかりの赤色の新芽の葉っぱの色は紅葉とも違って
冬を耐えてきたように深みがあって、
新芽の艶やかさがあって、
それでいて柔らかくて、、塩漬けにすると美味しい。

お花見は出来なくとも桜もちで春を味わえそうです。

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『山桜』一分咲き

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心配ばかりが募ります。
今年お花見をお控えなさっている皆様に
恥ずかしながら『山桜』を開花させたいと思います。

春の花を私のスケッチからお客様に選んでもらい、花がほころび始めました。

小下図を比べてどんな品種のお花を咲かせるかお客様と昨夏に打ち合わせしました。

只今一分咲きです!
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