広寿山 福聚寺の調査
2025年3月24日
昨日は北九州で学芸員さんのお誘いを頂き、広寿山 福聚寺の調査に立ち会ってまいりました。
和やかにお出迎え頂いた御住職ですが、とても壮麗な寺院で、開山は、黄檗宗祖である隠元禅師の高弟・即非如一禅師です。
昨日は丁度特別な日でしたので、普段は開門していない山門が開いており、本来の木々に囲まれた小道を抜けると正面に厳かな本殿が突如として現れる感覚を知ることが出来ました。
登っては降りてを繰り返して、説明してくれた富岡さん、ありがとうございます!
一昨日は丁度黄檗研究に当たられていた錦織亮介先生のお話をお伺いし、不思議とご縁がつながるように思いました。
絵画の上達の方法や段階について、現在とは違う江戸時代の方法や考え方を教えて頂き、とても勉強になりました。
自分が進めようとしている日本画体験がどういった歴史や文化・確かな論拠に基づくものであるのか、それを示す論文や検証の方法を見つけることが出来そうだと、嬉しくなりました。
境内につつましく咲いていたこの花、バイモ・アミガサユリの花言葉は「謙虚」で、絵画教室で嬉しそうに描いていた生徒さんが教えてくれた素敵な花です。
自分の理想も、可愛い花も、いつか描けるようになりたいと思いました。
研究