博多阪急グループ展に参加
今、日本画が熱いvol.2
~時代を切り拓くNeo Japonismの作家たち~
2024年9月18日(水)~23日(月)
午前10時~午後8時 ※最終日午後5時終了
博多阪急7階 イベントホール『ミューズ』
福岡市博多区博多駅中央街1−1
招き猫作品展に参加
開館30周年記念
30人のアーティストによる招き猫作品展
10月4日(金)~29日(火)
10:00~17:00(最終日15:00)
招き猫美術館
岡山市北区金山寺865-1
絵画の花は千年経っても枯れません。
私の描く作品は小さな零れ種のようなものです。
大輪の名画と比べることもおこがましい芽吹いたばかりの名無しの双葉です。
立木美江
私の作品制作は
写生から始まります
道端にひっそりと佇む植物たちとの出会いは、時に運命的なものを感じ、描き残さずにはいられません。
たまたま目に留まった野の草花の形、何層も色彩を重ねてできた色、偶然の出会いの積み重ねが私の絵を作ります。
立 木 美 江
日本美術院 院友
美術史学会・
九州藝術学会所属
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野に咲く草花達との出会いも一期一会、種としての記録ではなく個々に関わり、数日から数ヶ月に及ぶ写生の過程において、植物たちは気温や天候などによって様々な表情を見せてくれます。
こうして積み重ねた植物たちとの対話ともいえる写生が、私の作品として生まれ変わります。
作品の完成を待たずに朽ちてしまったり、人の手によって伐採されてしまったり、道端の植物たちの運命はとても儚いものですが、いつか枯れると判っていても花は咲き、種を残すように私の作品もまた彼らの残したひとつの種として、これからも作品を残し続けたいと想っています。
あなたとの出会いもまた、絵が重ねる偶然の一つです。
絵を通して、全く国籍も年代も違う一生出会うはずのなかった人と出会うことが絵の持つすばらしさだと私は思います。
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