私の作品制作は
写生から始まります
道端にひっそりと佇む植物たちとの出会いは、時に運命的なものを感じ、描き残さずにはいられません。
たまたま目に留まった野の草花の形、何層も色彩を重ねてできた色、偶然の出会いの積み重ねが私の絵を作ります。
立 木 美 江
日本美術院 院友
美術史学会・
九州藝術学会所属
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-主な画歴- Art history
- 2006年
- 九州産業大学卒業制作展 優秀賞
- 2007年
- 再興第92回 院展 初入選
(以後、秋の院展は2009、2010、2012、2015年入選)
- 2008年
- 第63回 春の院展 初入選
(以後、春の院展は2009、2010、2015年入選)
- 2009年
- 第15回松柏美術館花鳥画展 優秀賞
- 2010年
- 再興第95回 院展 入選 院友 推挙
- 2011年
- 「日本美術展 院友 立木美江日本画展」(福岡・大川市清力美術館)
- 2012年
- 第23回 臥龍桜日本画大賞展 入選
アートアワードネクストⅡ 入選
- 2013年
- 空想美術大賞展 特別奨励賞(伊藤忠青山アートスクエア/蔵丘洞画廊)
トーキョーワンダーウォール公募 2013 入選
- 2014年
- NextArt展(松屋銀座「朝日チャリティー美術展」併設会場)
FACE展 2014損保ジャパン美術賞展(損保ジャパン東郷青児美術館)入選
三菱商事アート・ゲート・プログラム(丸の内パークビル)入選
個展「香雨 立木美江展」(熊本・なかお画廊)
絵を描くはじめ展(上野の森美術館ギャラリー)
空想美術大賞記念 1543人に選ばれた新鋭作家選抜展(蔵丘洞画廊)
- 2016年
- 山種美術館 日本画アワード 2016 入選
- 2017年
- 草木の情景 ― 立木美江日本画展(蔵丘洞画廊)
- 2018年
- 岩田屋三越 美術特選会(福岡三越ギャラリー)
個展「草花心酔 立木美江展」(熊本・なかお画廊)
ART FAIR ASIA FUKUOKA 2018(福岡 ホテルオークラ なかお画廊)
- 2019年
- 福岡岩田屋三越美術特選会(福岡三越9階 特設会場)
- 2020年
- 元旦に鳥飼八幡宮の本殿にて「藤図屏風」を展示
New Horizons 2020(USA Milwaukee・Var Gallery)
立木美江展(京都・蔵丘洞画廊)
- 2021年
- 立木美江展(福岡・岩田屋三越美術画廊)
-研究履歴- Research history
- 九州産業大学大学院 芸術学部東洋美術史専攻 博士号取得(美術博士)
- 第1回『デアルテ』論文奨励賞 [九州藝術学会学術論文 学会賞](福岡大学)
- 立木美江筆「酒井抱一筆《夏秋草図屏風》の銀地背景に関する一試論」
野に咲く草花達との出会いも一期一会、種としての記録ではなく個々に関わり、数日から数ヶ月に及ぶ写生の過程において、植物たちは気温や天候などによって様々な表情を見せてくれます。
こうして積み重ねた植物たちとの対話ともいえる写生が、私の作品として生まれ変わります。
作品の完成を待たずに朽ちてしまったり、人の手によって伐採されてしまったり、道端の植物たちの運命はとても儚いものですが、いつか枯れると判っていても花は咲き、種を残すように私の作品もまた彼らの残したひとつの種として、これからも作品を残し続けたいと想っています。
あなたとの出会いもまた、絵が重ねる偶然の一つです。
絵を通して、全く国籍も年代も違う一生出会うはずのなかった人と出会うことが絵の持つすばらしさだと私は思います。
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